オカロラン
オカロラン(1670-1738)はアイルランド最後の吟遊詩人といわれた
ハープ奏者&作曲家です。彼は若くして失明した後に ハープを
持って旅に出ます。そして 行く先々の土地でそこの地主さんたちに
曲を作り 捧げていったのです。 哀愁漂う美しいメロディーは 今
なおアイルランドの人たちに愛され続けています。 私もオカロラン
の曲は大好きです。今日は よく弾くオカロランの曲をあげてみたい
と思います。
[アンサンブル編]
* Planxty Irwin(アーゥィン氏に捧ぐ)
* Carolan’s Quarrel with the Landlady (大家さんとの
けんかという面白い題です。とてもそんな感じはしない優雅な
曲ですが・・・)
* Carolan’s Draught
この3曲は似た感じの爽やかな曲です。アレンジも華やかなので
コンサートではよく弾きます。
[ソロ編」
* Eleanor Plunkett(ご主人を亡くしたエレノアさんという女性
のために作られたと聞きました)
* Sheebeg and Sheemore(小さな妖精の丘 大きな妖精の
丘。オカロランの処女作です)
* Squire Wood's Lamentation on the Refusal of his Halfpence
(訳し方が難しいのですが・・・いい曲なのです!)
アンサンブルは華やかな曲を弾く事が多いですが ソロで弾く曲は
しっとりした曲が多いですね。今思えば Eleanor Plunkettで
ライアーにはまったのかもしれません。初めて聴いたとき なぜか
日本的な感じがしました。
200曲はあるといわれているオカロランの曲をもっと知りたいなー
と思っていたら なんと全集を借りられる事になったのです!
ありがとうございます!楽しみです~。
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