今月は2つのコンサートがありました。
1つは びたみんむらさん主催の3月11日に行う予定
だったはずのものを改めたコンサートです。
こちらはももたらうさんというアカペラ三重唱のグループの
方たちが出演されてとても楽しいコンサートでした。
ももたらうさんの童謡は透明感溢れていて リラ・コスモス
はライアーでイタリア古典歌曲の伴奏をさせていただき
ました。
サルビアホールは出来たばかりの100人ほどが入る
綺麗で響きのいいホールで 満席に近い大勢の方たちに
ライアーを聴いていただくことが出来ました
そして南相馬市から避難でこちらに来ている方も
お越しくださって 今回のことで避難されている方と初めて
お話もできました。
2つ目は先日24日にケアプラザでお年寄りと近所の方
80名ほどの方々に向けたコンサートがありました。
音楽施設ではない広めのお部屋で80名ほどのお年を
召した方々にライアーを・・・とはちょっとプレッシャーです。
聞こえづらくないか、途中で疲れてしまわれないか、
などです。
コンサートの時にいつも気配を感じますが 最初は
なんとなく皆さん落ち着かない空気がするのです。
聞いたこともないような小さな音・・・
という心の声を感じます。
そして しばらく時間が経つとだんだんと落ち着いてきて
皆さんが聞こうと耳をそばだてて下さっているのがわかる
のです。
今回は50分くらいといわれていたのですが、ちょっと
ボリュームがあり過ぎてしまって 結局休憩なしで
1時間近くになってしまいました。それでも 皆さんとても
集中して聞いてくださったのです。そして アンコールも
頂きました。いつもはアンコールの曲は用意して行きます
が 今回は長くなり過ぎてお疲れになってはいけないと
思って用意していなかったのです。でも 見上げてごらん
夜の星を を弾かせていただきました
たなばたやうみを弾いたときには 誰からかわからない
けれど 小さく口ずさむ声が聞こえてそれが周りに
伝染するように少しづつ大きくなっていって・・・・
本当に自然と歌が拡がっていくのには感動しました
引き上げるとき 皆さんニコニコと「どうもありがとう
」と
手を高く上げて拍手をしてくださって なんだか
ウルウルしてしまいました
2つのコンサートとも本当にいい経験をさせていただき
ました。ライアーを弾いて喜んでいただけるのは嬉しい
ですが それ以上にいつも自分が感動をいただいている
気がします

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