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海をバックにライアー演奏

 今年も七里ヶ浜高校で県民講座「癒しの竪琴~

ライアーの魅力」を、リラ・コスモスでやらせて

頂きました。

S2016


 窓の後ろは海 どこまでも続いています。

実際には砂浜に建っているわけではなくて(笑)、道路を

はさんでいますが、座って窓の外を眺めたら海がそこに

ある感じです。授業中もさぞ気持ち良いことでしょう

 

 この講座は地域の一般の方のための講座で、ライアーと

いう楽器を知って頂くためのものです。なので、楽器の

出来た背景などのお話を、発地さんが詳しくしました。

 

 ライアーは治療教育に長年取り組んで来たシュタイナー

の弟子エドモント・プラハトの「障害のある子どもたちの

心に直接入っていけるような楽器を新しく創りたい」と

いう熱意から誕生しました。今まである楽器では、そう

いったお子さんには音が強過ぎる・・・と感じたそうです。

 

 なんともいえない音、懐かしいような力が抜けるような音。

 

 ライアーを聴いていただいた方がよく言われる言葉です。

私たちもいつもそう感じています。

 

それは、ライアーがこういう特別な気持ちから生まれた

からではないでしょうか。

 「本当に心に届く音を持つ楽器を創りたい」

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 そういう話を発地さんがしました。今の世の中で普通に

なっている「売れそうだから」という気持ちとは根本が

違うところから創られた楽器です。

 

 今でもドイツの工房では一番最初にライアーが

創られた時の気持ちを持ち続けています。

ライアーとはそういう楽器だと思っています。

S2016_2


 弾いている時は見えなかったけど、こんなだったん

ですね

 

 途中から、この学校の男子高校生3人が聴きにきて

くれました。話にも頷いてくれているんです。

最後にライアーの伴奏で全員で「ふるさと」を歌った

時も男の子たちの声が聴こえて 

特別参加してくれて、どうもありがとう

 

 今回は生徒さん方も演奏に参加して下さいました。

その話は次にまた

 

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