楽器を選ぶ時に
コンサートへ来る方の中にはちょうどライアーの
購入を考えていて、音や実物を見たいという方も
いらっしゃるようです。
楽器選びは本当に大切なので、可能ならば
実際の音を聴く事と楽器そのものを実際に見る事
をおすすめいたします。おおげさに言うと
楽器との出会いがその後のライアー人生を左右する
からです。
ライアーと一言で言っても色々あります。ライアー
とは元々は「リラ」という竪琴を意味する言葉です。
一番最初のライアー(リラ)は亀の甲羅に弦を貼った
ものでした。その後、時代は変わり、現在の楽器は
しっかりした木に塗装を施し、弦も金属です。
でもそういう中でも色々あるのです。とても
シンプルで楽器としてというより、工芸作品としての
もの。これもライアーと呼ばれているかもしれません。
もちろんこれが悪いという事ではないです。それは
それでお役割があります。
今ウイキペディアを見ると、リュラ、リラなどとも
呼ばれていたライアーの歴史の事から、「20世前半
に、音楽家であり、治療教育者であったエドモンド・
プラハトEdmund Pracht によって生み出された新たな
もの」という現代のライアーの事も書いてあり
ます。
なにせ新しい楽器なので、さまざまな見解もあるか
と思いますが、私が弾いているのは↑に書いてある
楽器の事で、本当に美しく素晴らしい音色と
響きを持っています。何か特別な輝きが楽器から
発せられているように感じます。
でも、もちろん他の楽器には他のいい所もあると
思います。手に入れやすかったりというのが大切に
感じる場合もあるでしょう。
ただ、選ぶ時に楽器から発せられるものが自分と
共鳴するか、そこは重要じゃないかと思うんです。
波動といえばいいのかな。
この世に存在する美しいライアーという楽器・・・・・
自分は出会えてその美しさ、音色も楽器そのものにも・・・・
に感動したので、同じように共鳴できる方には出会って
いただきたいです
ライアーは特に身体を密着させて、振動を感じ
ながら弾く楽器だから、自分と合うかどうかが
大切です。もし迷っているなら、相談してくださいね
本当のことを言うと、買ってしまってから「やはり
どうしても・・・」と買い直す方も結構いらっしゃるの
です。相棒のようになる楽器です。我慢は
出来ないのかもしれないですね。
ライアーは自分の中の一番素敵なところと共鳴
する楽器。本当に自分の本質と合う楽器と
出会えた時に自分の中の最高のものとつながる
ことが出来る・・・そう思います
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