音を止める
いきなり春🌸
が来たみたいです。
東慶寺の白梅紅梅。
北鎌倉で途中下車してぷちお花見です。
立派な梅の木です。
本当に春のお花探ししています。
有言実行(笑)
ゆるゆるした話ばかりでは仕方ないので
ライアーの「音を止める」お話です。
ライアーは響きが長ーく残ります。
止めなければずっと残っています。
それが悪いという事ではなく、曲次第
で止める止めないを考えるといいかな、
と思います。
ある曲を例えば止めないで弾くと
ボワーッとした感じになります。
アイルランドの曲などはこういう感じが
素敵に聴こえます。むしろ止めすぎると
寂しく聴こえます。
先日YOUTUBEにupしたパッヘルベル
のカノンはしっかり止めています。
こういうバロック時代の曲やモーツアルト
のようにピュアな感じが大切な曲は
止めた方がいいかな、と思うのです。
また、こういうわかりやすい例は
いいのですが、ヒーリングの曲とか
「ここは止めたい、ここは響きが
残したい」と曲の中で分かれるもの
はちょっと迷います。特にソロと違い、
アンサンブルは上と下の音が混ざり合って
不協和音として残ってしまう箇所が
気になる事もありますし、だからと言って
何でもかんでも止めちゃうと
すっきりし過ぎるのです。
だからよく聴いて、ここは止めるか
止めないか考えて弾いてます。この頃は
どんどんマニアックになってきて、
4つくらいの和音だと「この音は止めて
この音は残して」なんて事も考えて
しまいます。
自分だけで弾いていてもわからない
ので、練習時に録音して後で聞いて
検証してます。
しっかり止めたパッヘルベルのカノンです。
リラコスモスのCD月夜琴に入っている
曲は響きを長く残したものが多いです。
ライアーは奥が深いです。
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