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ショパンコンクール

 

 桜満開になりました🌸

 

 この頃YOUTUBEで

ライアー以外の音楽もよく聴いています。

元々ピアノをやっていたのでピアノが

多くて、特に一昨年のショパンコンクールの

動画にはまっています。今頃ですけど。

(ショパンコンクールもコロナで1年

延期されました)

 

 ショパンコンクールの出場者の演奏が

1次からファイナルまでネットで聴ける時代

が来るなんて❤

 

 日本人は反田恭平さん2位、小林愛実さん

4位と大活躍でした。繰り返し視聴しています。

反田さんの3次予選、終了後すごく微妙な

表情で??と思いました。素晴らしくて、

大拍手が鳴りやまない演奏でした。

 

 最近反田さんの書かれた本を読んで

その理由がわかったのです。彼は3次の

1曲目のマズルカの最初の1音を失敗

したと思っていたのでした。音を

間違えたわけではなく

「思った音が出なかった」という事です。

もう1度その演奏を聴いてみましたが

「この音が??」

言われてみれば、少し控えめだった

かと思いますが。全体としては

良かったのに、本人はマズルカの

間ひきずっていたそうでした。

 

 直後のインタビューで

「今まで応援して下さりありがとう

ございました」と言っていたし、

次の演奏者が弾いている間、号泣して

いたらしいです。先生にも

 こんな演奏しか出来なくて

 申し訳ありません

とメールしたそうです。驚いた先生が

 君がなぜそう思っているのかわからない

 がすぐにファイナルの練習を始めなさい!

と返事が来たとか。

 

 3次の演奏は控えめに言って

素晴らしかったです。2曲目のソナタ

と次の英雄ポロネーズ。特に

英雄ポロネーズは多くの音を押さえる和音が

一般の人は濁るし(つまり外している)

プロでも固くなるのに、あんなに余裕があり

柔らかな英雄ポロネーズは初めて聴きました。

(2曲目のソナタからは立ち直っていたそうです)

 

 その他にも本には選曲をここまで

考えたのか、とかすべての演奏を3パターン

用意していつでも変えられるように

したとか、これが本当にプロフェッショナル

なんだ、と驚く事がたくさん書いて

ありました。読んでまた聴くと面白いです。

 

 反田さんと小林さんは幼馴染でピアノを

やって来て、最近結婚されました。

漫画「いつもポケットにショパン」みたい!

 

 何だかショパンコンクールを聴きに行って

みたくなりました。次は2025年だそうです。

ポーランドってポーランド語ですよね....

 

 2021ショパンコンクール3次予選

反田恭平さんの英雄ポロネーズの演奏です。

最後の反田さんの表情も見て下さいね。

 

 そうそう、反田さんは見た目にも

個性が欲しくて増量と髪型をちょんまげ風に

したら、早速「SAMURAI」とニックネームが

ついたと喜んでいました。増量は最初筋トレで

やっていたけど筋肉がついたら音が固く

なったので、筋トレをやめて脂肪を蓄える

事にしたらショパンの温かみがダイレクトに

伝わるようになったのだそうです!

 

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