その楽器の本当の音
今年は暑さが連続しているので
きつく感じるのかもしれないですね。
暑さにお休みがないのです。
台風も来て日本を通っていく
ようですので、進路に気を付けましょう。
ライアーの音。
これは当然ですが、弾き方によって
変わります。私も長年弾いてきても
こう弾くとこういう音になる、
と常に新しい発見をしています。
そんな中で思うのは、思い切り
弾かないとその楽器の本当の音は
わからない、という事なのです。
思い切りというのは勿論ですが、
力まかせに弾くという意味では
ありません。もっとも伸びていく音
というような感じです。
ライアーを始めて最初のうちは
指だけで弾きがちですが、
指だけだと音は伸びずに
響きがあまりつかないです。
そういう風に弾いても普通に
綺麗な音ではありますが、思い切り
良くそして力も抜いて弾けた時は
音がキューンと伸びてそれが聴いている
人に届いて行く気持ちになります。
手だけでなく身体全体を使うような
イメージです。例えば野球選手が
ボールを投げる時、手だけでなく
身体を使って投げているのがわかりますね。
野球選手は本気の投球でなくて軽く
投げる時でも身体を使って投げている
と思います。
これに近い事が楽器の演奏でも
あるのではないかと思っています。
大きな楽器ほど身体全体で響かさないと
音の質が変わります。でも小さい楽器でも
同じです。野球でボールを芯で捉えると
よく飛ぶと言いますが、それに近い感覚
です。
ライアーの音は生で聴くのが1番と
皆さんに言われますが、私もそう思っています。
(それでもCDを作るのはライアーを知る
きっかけになって欲しいからなのですが)
演奏空間の広さの中で芯で捉えた
楽器の音が聴いている方の胸の中へ
キューンと飛んでいく、そんなイメージで
弾いています。
やはり精神的なことをクリアしないと
本番で思い切りよく弾くのは難しいので
常に身体のこと、心の事は意識しています。
本番で思い切りよくキューンと弾ければ
気分爽快ですし、そうならなかった時は
モヤモヤ不完全燃焼です。今は
間違える間違えないよりも、思い切りよく
弾けたか、が本番演奏の自分への評価に
なっています。
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