調和の隠れ家コンサート~Hisoka gallery
11月12日午前は雨がパラつき、
だんだんと上がりました。
Hisoka galleryさんは
海の近くにあります。
最初に伺った時から漠然とした
イメージがありました。
隠れ家。そして懐かしさ。
今回は珍しく床に座って頂くスタイル。
クッションを壁につけて
寄りかかるように座る方。
段差のある場所に座る方。
自由な感じです。
演奏の時は少し照明を落として。
ネイティブインディアンのラコタ族に
古くから伝わることば、ホーミタクヤセン
をライアーと合わせる。狙ったわけでは
ないのに、この床に座るスタイルは
ぴったりではないですか。
よくは知らないけれど、古い部族の
人達が音楽や話を聴く時はこんな
スタイルだったのでは、と想像します。
椅子に座っているイメージより、やはり
直接地面に座っていたのではないかな。
絨毯やクッションの鮮やかな色も
雰囲気に合っていたし、私も珍しく
赤い衣装。(本当は急な寒さで急きょ
変更した衣装なのですが)
色々な事が偶然に重なり、古いことばと
ライアーのコンサートは調和の取れた空間を
創り出したようです。
演奏曲のオリジナルに関しては
この前の記事で書きましたが、サリーガーデンや
リムリック哀歌などのアイリッシュも雰囲気に
合っていたと思います。
そしてホーミタクヤセンの最後に入れた
ショパンのラルゴ。
2021年にワルシャワで開催されたピアノの
ショパンコンクールで2位に入賞した
反田恭平さんが第3次予選で演奏された曲です。
ショパンコンクールに
関しては記事を書いています。
安達磨澄さんがライアー用にアレンジして
下さっていて、いつか弾きたいなと思って
いましたが、思ったより早く機会が訪れました!
「神よポーランドをお守りください」と
副題のついたこの曲は力強さが感じられる曲。
最後にふさわしいかなと思い、選びました。
朗読して下さった冨永さんと。
冨永さんはホーミタクヤセンに出会い、
「このことばを多くの人に伝えたい」と
いう思いが沸き上がり、
活動を始められています。今のこの時期は
何かそういう思いを持つ方が
増えているのかもしれません。
Hisokaさんは素敵なものを扱って
いらっしゃいます。
今回は青森のこぎん刺し作品とも
コラボでした。
私も買っちゃったコースター。
こぎん刺しもなつかしい感じがします。
と、無事にというか自分としては
最初にイメージした通りの企画が出来ました!
そういえば、終了後に頂いた感想に
「すべてが調和していました」
という内容ののものが2件。
今回のテーマは
「調和」
だったのかもしれません。
本当にありがとうございました。
オリジナル曲、世界を
気に入って下さった方が多かったのも
嬉しかったです!
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コメント
こちらの記事のタイトルに惹かれて、読ませて頂いていたら私の名前が。。ありがとうございます🌺
今年はメールのやり取りをさせて頂き嬉しい一年でした。
ありがとうございました😊
投稿: 安達 | 2023年12月24日 (日) 20時05分
コメントありがとうございました☺
ラルゴ弾かせて頂いています。まだもうひとつなので来年はもう少し思うように弾きたいです。
今年は思いがけずご縁を頂き、メールのやり取りも嬉しかったです。
来年もどうぞよろしくお願いします💛
投稿: りら | 2023年12月24日 (日) 21時30分