432Hzで調弦する竪琴
桜も少し咲き始めています 気がついたらいつの間にかという感じです。
ライアーを始めてほとんどすぐから432Hzで調弦しています。そのように
決まった、と教えて頂いたからなのですが、ずっとどうしてなのか
気になってしました。そうしたら最近、シュタイナーが432Hzについて
「人間の内耳に最もよい(楽器の)調律をするための基本音にするべき」
と言っていたという事を教えて頂きまして「やはり意味のある調弦だった
のだ」と思ったところです。
私は子どもの頃から長い間ピアノを弾いていましたので、当時のピアノの
調律おそらく440Hzに耳がかなり慣れていました。なもので、最初ライアーを
432Hzにした時には、わりと違和感がありました。その当時の私には432Hz
は「ちょっと地味」に感じられました。今まで耳に慣れていたピアノなどは
華やかに感じたのです。
ライアーを始めてからピアノを弾かなくなり、432Hzのライアーばかり弾く
ようになって年月が経ち、今は432Hzのライアーの音はとても心身に
馴染んで来ているように思います。
ライアー(432Hz)はなんというか、小さな洞穴の中で安心しきった状態で
うとうとしているような感覚・・・とでもいいましょうか。冬眠している動物に
なった気持ちとか、そうですね。よく使われる表現ですが「お母さんのお腹
の中」ってこんな感じかな、とも
そしてそんな時に440Hzを聴くと、今は「まっ、まぶしい」という感覚に
なります。昔は華やかと感じていたのが、今はとても明るい照明の下に
いきなり出てきてしまったような気分になるのです
今でもクラシックのコンサートも行きますし、決して嫌いになったわけでは
ないのです。ただ、440と432って違うんだ、と感覚としてわかるようになりま
した。この「感覚としてわかる」という事は重要です。どちらかしか知らな
ければわかりようがないですよね。(432Hzだけ知っているという事はまず
ありえないと思いますが)
もしよかったら432Hzで調弦するライアーの音を聴いてみてください。
CDもありますが、YOUTUBEにもいろいろupしています。
なぜかブログにはうまく貼れないので、HPからどうぞ
上にあるの以外にも後3曲くらいあります。
えーと・・・
シャコンヌはいい曲ですが、CDにも入れてないので幻の曲と・・・
別に言われていませんが
リラ・コスモスのライアーはすべて432Hzで調弦しています。他のライアー
の方は432Hzの方もそうでない方もいらっしゃると思います。
音や周波数って興味深いですね。詳しい方がいらしたら教えていただける
と嬉しいです
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