三昧琴

夢雲さん

 横浜は桜も散り始め すっかり春になりました。奈良

行って来たのが 最近のようなずっと前のような・・・

それでもまだ奈良の話が続きます。

 結局あまり予定をたてずに行きましたが 最後の日に

前にお知らせした 三昧琴を展示してある古民家

「夢雲(むうん)」さんに寄ることができました。

 

 築300年の古民家を改造したらしいですが 本当に

こんな家に住みたい!と思えるような素敵な家

三昧琴もあちらこちらに置いてあって 好きに叩いて

いいのです。

ぼぉ~~~ん・・・・こぉ~~ん・・・

 

屋根裏部屋です。

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三千年の響き

 三昧琴の河上さんからお知らせのお手紙が来ました。

奈良県のギャラリー夢雲http://gallerymoon.cocolog-nifty.com/

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さんで三昧琴の展示をされるとの事。「三千年の響き」

と題して イラクなどの遊牧民(何千年前から現代もなお

遊牧しているのだそうです)の織った絨毯を紹介して

そこに三昧琴も加わるみたいです。

去年もこの時期に奈良県でイベントをされていたなあと

思ったら 期間が3月20~29日、ちょうど奈良県に行って

いるではないですか!

夢雲さんの場所は室生寺の近くで天川村からそう遠く

なさそうです。築300年の古民家を改装したそうで

写真で見ても趣があって素敵そう。行けたら行きたい

です。天川村では星だけは見たいな、と思っています。

天の川が見えるかな

 私は三昧琴の響きもとても好きです。ライアー仲間でも

とても気に入ってコンサートでいつも叩いてくれる人が

います。響きが天にフワッと昇っていって そして

ゆっくりと降り注いでくるような感じ。機会があったら

ぜひ生の音を聴いて下さい。

 奉納演奏でも始まりは三昧琴で始めたいと思って

います。

「三昧琴は響かせれば響かせるほど輪が広がって

行きますよ」とおっしゃったのは河上さんですが 昨年の

七夕コンサートで初めて三昧琴を叩いて それから

いろいろな事が動き始めたような気がします。

 話は飛びますが 夢雲さんの近くの室生寺に行って

みたいのです。友達も行きたがっているのですが

階段が700段だそうです~ この頃すごく体力がない

ので上れる自信がない・・・・今からスクワットでも

毎日すればなんとかなるでしょうか

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三昧琴 その後

 7月の七夕コンサートで初めて 三昧琴を演奏しましたが

今月のコンサートでもライアーと合わせて使うことになりました。

三昧琴については以前の記事に詳しく書きましたが 石川県の

鍛冶師 河上知明さんが創られた楽器です。手元に来てから

2年間ほどは 演奏する機会もありませんでしたが 1度ライアー

とコラボしてからお話が続きます。そういえば河上さんが

「三昧琴はどんどん鳴らして下さい。響きがどんどん拡がります」

というようなことを言われていましたが それは周りへ伝わって

行くという意味もあったのかもしれません。

 そうしたら2,3日前に河上さんから「10月の9~13日に鎌倉

の円覚寺で2人展を行います」とお手紙が来ました。河上さんが

作る燭台に蒔絵師の奥様が絵を付けた作品が展示されるよう

です。そして あのお家が大好きでめったにお出かけしないと

言われていた河上さんが鎌倉へいらっしゃるそうです

なんだかタイミングもすごいです是非伺って久しぶりにお会い

したいと思っています。

 実は最近三昧琴のお話が続いていて 今月コンサートでは

ないのですが 龍笛(どんなのでしょう?わかりません)笙、歌、

踊り?とライアーと三昧琴を合わせることにもなっているのです。

どうなるのか全く想像もつきませんこんなに続くというのは

河上さんのいうように1度響かせたことで拡がっていったので

しょうか・・・・

 この頃は色々なことがあるのですが ブログに書こうと思って

いるうちに どんどん進んでいってしまいます。展開が速くなって

います。頑張って書いていきたいです

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三昧琴 3

いろいろ試してみましたが 音程音質ともに全部バラバラで どういう

風に選べばいいのかわからなくなってしまいました。そうしたところ 

2組だけセットになっているのがあるという事で そのうちの1組の

5枚叩いてみたら ソラシレミっぽい音程になっていて優しい音が

したのそのセットに決めることにしました。

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その中の1枚にイルカの蒔絵が描いてあります。

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奥様が描かれたもので 花器や燭台に蒔絵を描いていらっしゃいま

す。三昧琴にも描かれるようになったそうですが まだ蒔絵付きの

ものは少ししかありませんでした。友人の買ったものは土星の絵が

ついていて これも素敵でした。

やっと選べて一安心しました。そのあと いろいろ面白いお話を伺っ

たり 三昧琴のCDやご自分で書かれた本もいただきました。この本

が三昧琴が出来たいきさつなどが書いてあって とても面白かったで

す。       魔法三昧  エクリュ舎  河上知明

まあ こんな訳で(どんな・・・??)三昧琴が家にやって来ました。

ライアーと同じで夜中に響かせています。いつか三昧琴の音も

聞いていただけたらと思っています。

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三昧琴 2

とても安い航空チケットも買えて 友人も一緒に行ってくれる事になり

わくわくしながら行く日を待っていました。私のこんな気まぐれにいつ

つきあってくれる友人がいます。昨年 天河神社に急に行きたく

なった時も一緒に行ってくれました(>いつも ありがとう!)

そして当日何と言ったらいいのか また台風が来ているそうです!

でもまあ たいして天気予報も見ずに空港へ行くと 私達の搭乗予定

の小松行きだけ(羽田へ引き返す場合もあります)と表示されていま

す・・・・行けるか行けないかは神様次第!と思って乗ったら 別に

何事もなく小松空港まで行けました。

空港まで奥様が迎えに来て下さって 三昧琴を作っているアトリエ

に行きました。ご自宅もここで河上さんがいらっしゃいました。

とても自然体な感じで ちょっぴり不思議な感じの方。こういう楽器を

作っている感じがします。1番多く作っているのが燭台だそうです。

河上さんは飛行機が無事に着くかドキドキしながら フライト情報を

ずっと聞いていて下さったそうです。

そして 「三昧琴の部屋にたくさんあるのでご自由に音を聞いて お

選び下さい」と言って案内して下さいました。

そこは6畳くらいの畳の部屋で三昧琴が渦巻き状に綺麗に並べられ

います。200枚くらいはあったのでしょうか?毎年 春先に一気に

作るから 今はもうだいぶ少ないのです、とおっしゃっていました。

(写真を撮って来れば良かったです!)

三昧琴は特に音階やピッチを意識して作られていず 自然に何かの

音になる事はあるようなのですが どういう風に選んだらいいのか

とにかく片っ端から叩いて 自分の好きな感じのをピックアップして

みました。      続く・・・・・・

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三昧琴 1

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このお皿のようなものは何に見えるでしょうか?これは三昧琴という

楽器なのです。お皿の縁をたたくと ポォーンと響きます。そのまま

天に上っていってしまうような音です。

この楽器に初めて出会ったのは2年ほど前で あるコンサートで

演奏されていました。ライアーみたいに響きだけでとても惹き付けられ

るものを感じて そこで演奏されていた方からいろいろお話を伺いま

た。 元は鍛冶師の方が作ったお皿を音楽家の方が叩いてみたら

「いい音がする」 という事から楽器になったということ チタンという

材質で出来ているという事などなど・・・・   そして とても興味を持

っている私に「今お譲りできる三昧琴が手元にあるので 見にいらっ

ゃいますか?」と言っていただいたのです。その時 私は大喜びで

見にいく日を約束させていただきました。   ところが!  

約束の日になんと台風が東京に上陸して行けなくなってしまったので

。そして その後もう1度別の日を作っていただいたのに その日も

か嵐か何か来て行けませんでした。その時 「これは 今は時期で

はないという事だ」と解釈して すっかり三昧琴の事は頭から離れまし

た。(この時は妙にすっぱりとしてました)

そして 今年に入って何かまた三昧琴の事がとても気になり出して

ついに三昧琴を作っている鍛冶師 河上知明さんに連絡を取り

何度かメールをしているうちに 「工房まで行きます!」という事に

なったのでした。河上さんの工房は石川県にあるのです。

続きます・・・・・  

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